コロナ大変な時ですが、新しい物件始まりました。
2020.04.18.
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が全国に拡大し、みんなさらに緊張感を持って行動の自粛をしなければならない時です。われわれ住宅建築家は『家族の幸せ』を作るのが目的ですから、『家』という家族の幸せの道具を作る前に、今は出来る限り机上でできる仕事を多くしています。
そんな時ですが、3月末にあたらしい物件が始まりました。現場の仕事はテレワーク(リモートワーク)という訳にはいきません。工務店さんとしては、状況を常に良く見ながらとても慎重に進めてくれています。
前川國男先生の自邸に憧れている・・・というのが、初回面談の時の言葉でした。とは言え同じような家を作るという事ではなく、空間の考え方・感じ方をお手本にしながら、施主の暮らし方と土地の持つポテンシャル(潜在する可能性)を上手く融合させた建物になります。また、将来お茶の先生になる(?)奥様の、練習用のお茶室があります。コストは掛けず、諸作法を身に着けるための寸法(空間枠)を守った和モダンな設えにします。
秋に完成の予定ですが、まずはコロナに対する適切な行動も大切。ゆっくりと本当に良いお宅を作り上げたいです。
アグラ
(P.S. 画像の模型は、最初のプラン提案の時のもので最終型ではないです!)