About

私が心惹かれてやまないスペインの言葉
agradecer(感謝する)・agradable(快い・心地よい)・agrado(歓び)の頭文字【agra】(アグラ)。
建物の設計を通じて、そこに集う人たちの時間が心地よく流れ、
ごく普段の暮らしが楽しくて歓びに溢れたものになるようにという思いと、
そして設計者としてそこに携われることへの感謝や喜びの気持ちをこの名前にこめました。
あぐら(胡坐)もかける、着飾らない本当に心地よい空間を作っていくこと。
それはまるで着慣れたジーンズのような家。
最初からすうっと家族に溶け込み、街に溶け込み、今までずっと一緒だったかのような心地よい空間。
そして時間とともにその家族の色により深みを増して、
家族や街とともに成長していく建築。
アグラ設計室は、そんな住処を提案しています。

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私がスペインから帰国して建てたいと思った家は、
スペイン風・地中海風の家ではありませんでした。
建てたい、建てなくてはいけないと思ったのは、
日本の気候風土にあった『和モダン』な家。
それは、その土地の条件に合った建物が最も心地よい住処だと思うから。
バランス良く計画され、地震に強いしっかりした構造、
丁寧に作られた断熱性の高い空間、
そうした目に見えないところを、
建築設計事務所として培ってきた経験を活かしながら、
計画と工事中の監理を行い、安心の空間、快適の空間をつくる。
動線の良い軽快な間取り、一つ一つ吟味された材料、
風や光の流れ、計算された影の出方…
そうした心地よいと感じる要素を、まとめあげることが
設計士に求められる職能だと思うのです。

でも、住宅はそれだけじゃない。
もう一つ住宅には、楽しさが必要。
こだわりが無ければ面白くない。
お客様の要望を全て叶える事は難しいですが、
設計事務所の良いところはお客様のお話をじっくり伺えるところ。
家族みんなのさまざまな想いを語ってください。
少し難しい希望を言ってもらっても構いません。
その上で、全体のバランスやコスト、
地域の条件等に合せて家の本質を読み解いた本当の意味での楽しい家、
座っているだけで嬉しくなる家を提案します。

手間を掛けることを楽しむ。…そんな心のゆとりが暮らしをゆたかにします。
薪ストーブもそんな暮らしに似合うアイテムのひとつ。
薪を調達し、薪割し、乾燥させる。
火をつけ、空気を調整し、安定した燃焼をつくり出す。
そうしたひとつひとつの作業をこなした先に、
ゆらぐ炎を愛でる愉しさが生まれるのです。
アグラ設計室では、そんなちょっと不便、でもすごく楽しい暖房器具、
薪ストーブをお薦めしています。

アグラ設計室 一級建築士事務所

〒510-0836 三重県四日市市松本4丁目10-4

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TEL.059-352-4833

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